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| 日本経済新聞 2006年3月31日 |
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配置薬と食品事業の新日配薬品(山口県下関市、右近保社長)は地域の食材を生かした食品開発の一環として、フグ茶漬けを発売した。6.3gの小袋が2袋入りで価格は178円と、通常のフグ茶漬けより一割ほど価格を抑えた。全国のスーパーで販売を始めたほか、今後、百貨店やコンビニにも取り扱いを働きかける。 商品名は「ふるかわのふぐ茶漬け」。製造を委託したふるかわ(下関市)は1952年に下関で初めてフグ茶漬けを作った老舗。原材料は天日干ししたシロサバフグとクロサバフグのほぐした身のほか、ノリ、あられ、抹茶など。身をボイルするのではなく、天日干しするため「香ばしさとうまみがある」としている。 新日配薬品によると、通常のフグ茶漬けの価格は1袋100円ほどだが、同社の商品は1袋当たり89円。同社は利益率を下げ、売上げ拡大を狙う。当面の月商目標は200万円。 新日配薬品のフグ関連商品はフグだしポン酢とフグヒレに次ぐ第3弾。
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| 日本経済新聞 2005年10月14日 |
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「年々膨らむ国民医療費を抑制するには自分の健康は自分で守ることが大切」。家庭を回って薬を販売する配置薬業の新日配薬品(山口県下関市)の右近保社長は大衆薬の意義を強調する。同社は食品の開発・販売にも力を入れている。
「富山の置き薬」で有名は配置薬業は約300年の歴史がある。配置薬の売り上げで全国5、6位に位置する同社は早くから企業としての体制整備を進めてきた。本社から客先に出張するのではなく、支店を置いて営業担当者を現地採用したのもその一例だ。徐々に営業地域を広げ、現在は岡山、広島、山口、島根、福岡、大分の各県に支店を構える。営業担当者は180人、顧客数は15万件を数える。
新しい営業エリアで独自色を打ち出すために10年以上前から医薬メーカーとプライベートブランド(PB)商品を開発してきた。現在、定番の25種類のうち10種類がPB商品だ。
20年ほど前、電子機器メーカーの協力で産業界で先駆けとなる専用携帯端末を導入した。営業マンが携帯し、個々の商品につけたバーコードで顧客の在庫を管理する。「近代的なシステムを入れて若い社員が誇りを持てる企業環境を築くことが必要だ。若い人が来ない業種は淘汰(とうた)される」と右近社長は言い切る。
同社は30代で機械の保守会社を脱サラした右近社長が設立した。小学生まで薬売りで有名な富山県で育ち、親や親戚による配置薬の仕事を見ており、自らもなじみのある配置薬の仕事を始めた。社員3人でスタートし14年間、飛び込み営業を続けて顧客を開拓していった。右近社長は「営業の基本は地道に積み上げていくこと。積み上げたものは簡単には崩れないし、好不況にも左右されない」と語る。
ただ規制緩和で一部医薬品がコンビニで売られるなど競争は厳しく、安穏とはしていられない。2004年には九州の同業者を買収し北九州など一気に4支店を増やし、拡大路線を走る。06年2月には大分支店を開設した。兵庫県などまだ手つかずの地域への進出も検討中だ。採用にも力を入れ、05年春には大卒13人を採用した。06年春には25人を予定している。
1999年、食品事業部を新設した。当初は健康食品として滋養強壮剤を販売、今夏には青汁を売り出した。地元の下関にちなんだ食材を使った一般食品も手掛け、今夏は地元メーカーと共同開発したフグヒレなどを発表した。年内にフグ茶漬けも追加する予定だ。
5年以内には売上高を50億円(うち食品部門10億円)に拡大し、株式公開する計画だ。(下関支局長 小塩恭市)
《現状》1977年に設立した。支店は西日本を中心に約20カ所。2005年3月には首都圏で食品市場を開拓する東京営業所(神奈川県藤沢市)を開発した。2006年3月期の売上高は27億円(前期比約12%増)で、このうち食品部門は5億円(同67%増)を見込んでいる。従業員数は約230人)。
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日本経済新聞 2005年8月16日 |
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医薬品販売と食品製造の新日配薬品(山口県下関市、右近保社長)は食品事業部を強化する。同社の食品事業はグァバ茶など飲料が中心だったが、このほどフグのポン酢や焼きヒレなど下関の食材を活用した商品を発売した。首都圏に営業所を新設し、大消費地の開拓も開始。商品開発を進め現在約5億円の食品事業売上高を、2〜3年のうちに10億円に拡大する計画。
新しく発売したのは「ふぐだし ぽん酢」(250g 478円)と「とらふく焼ひれ」。「ぽん酢」は下関のしょうゆメーカーと共同開発した。ヒレと骨でだしを取り、スダチとダイダイなどを入れた商品で、販売目標は月2,000ケース(1ケースは20本)。「焼ひれ」は1袋3gで、価格は400円。日本酒を注いで飲む。
日さらに来春には酒のつまみ用のフグのくんせいの発売を予定している。同社は「下関はフグと並びアンコウも水揚げ量日本一なので、アンコウの関連商品も売りたい。下関の焼き肉はうまいと定評があるので、焼き肉のタレも出したい」と商品化のアイデアを練っている。
東京営業所は神奈川県藤沢市に置いた。食品問屋を相手にセールスする。首都圏でのし好に合うように、当初甘口だった「ぽん酢」の味付けを辛くするなど、首都圏開拓を狙っている。同社は5年後をめどに、総売上高50億円を達成した時点で株式公開することも検討している。
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日本経済新聞 2005/07/30 |
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医薬品販売と健康食品製造・販売の新日配薬品(山口県下関市、右近保社長)は最近の寒天人気に着目し、粉末寒天「くびれこ娘」(50g入り)を発売した。オープン価格だが、店頭での実勢価格は730〜790円程度。全国のスーパーで販売する。
新日配薬品は「くびれこ娘」の食べ方について、セ氏90度以上の湯、コーヒー、茶、みそ汁などに2g分を溶かして、とろみをつけて食べることを提案している。寒天ゼリーや水ようかんなど菓子の材料としても利用できる。
寒天は体に良いと見直され、国内では品薄になっている。新日配薬品は同社の既存の取引ルートを活用し、粉末寒天の原材料となるインドネシア産の紅藻を年間50トン分確保できる態勢にあるという。
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